師匠の引退
私が准看護師免許を取って働きながら高等看護学校に進学した時に、色々と手技を叩き込んでくれた師匠が本日、最後の勤務を終えて退職した。
75歳で惜しまれつつ病院を後にしたんだけど、まー最後まで口が悪くて毒を吐き散らしながらだったわ。
花束やお餞別のプレゼントで荷物がいっぱいになる事を予想してたから、腹黒は車で行って師匠と荷物を回収して自宅に送り届けてきた。
思い出せば…ほんと、面白可笑しく世話になったな。
あの人、引退して大人しく家に居られるんだろうか…
さて、来週いよいよ看護学校の外部講師をやってくる。
ここ10年の国試の出題傾向を読み漁って、問われるポイントを把握しつつ、近年の問題に有りがちな、これ現場に出てないレギュラーコースの子達じゃ解けなくない?な問題までをカバーした内容を、たった6回の講義で叩き込まねば…
どうしても分かんなきゃインターン風を装って現場を見せるしかない。
急性期から慢性期まで、患者に想定されるのはほぼ高齢者、そして救急でぶち当たる児童虐待。
日本人の死因ランキング上位を占める、癌、循環器疾患、脳血管疾患、肺炎、これらの超急性期所見の見分け方、ラボデータによる分析、画像の読影等などテンコ盛りだよ…
これだけやっても国試に数問しか出ない…
頑張れ悪意の天使たち。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。