若い熱血ドクター
6月3日は夜勤明けで仮眠を取って、夜は防人と機動戦士ガンダム、ククルス・ドアンの島を観てきた。あー、懐かしい人達に会った様な気持ちになったよ。
映画前に食べたギガビッグマックが…マックだからと言って舐めたらアカン巨大さだった。
どうせ小さいと思ってギガを頼んだら、ラーメン丼みたいなサイズの箱が出て来て、ずっしり重かった。
ここ最近は夜勤続きで今日も夜勤入りなんす…
一昨日前の夜勤で、また問題の多い患者が来た。
コンプライアンス悪過ぎるし、どう見ても中毒なんだよね…
受診は拒否で点滴だけを強請りに来る。その点滴の内容も発作時の対症療法なのに、予防的に投与してくれと来る。夜勤入の19時に来て、許可を出しちゃったドクターが居るから仕方なく点滴をしたけど、SAT98%で全く必要無い状態。
それで今夜は大人しく寝るだろうと思ったら、日付変わって朝の3時に再び来た。
SAT98%…やっぱり必要ない。
当直の若いドクターに経過を話すと「これ以上はダメです、点滴せずに帰しましょう」と決心してくれた。
そしたら患者がオコッテ怒鳴り散らすわけよ…
アンタはヤブ医者だ!アンタみたいな糞医者はこの病院には要らない!←それ経営者が決めます
それじゃヤブ医者の思う壺だ!俺が患者なんだから俺の思う壺じゃないとおかしいだろ!←患者の思う壺(笑)
それでも当直ドクターは言葉を選びながら、必要の無い点滴は出来ない。大声を上げられるくらい酸素化は良好だから帰って休んで下さいと説得を続けた。
結局、怒りながら帰った。
ネオフィリンとデカドロンという薬剤を生理食塩水に入れて点滴をするというのを繰り返して来たみたいだけど、呼吸苦でもないのに夜間覚醒して点滴して欲しくてくるって…そして易怒性をいかん無く発揮…完全にネオフィリンとステロイドの中毒症状だよな…
患者が帰った後に「僕、言い過ぎましたか?」と心配してたけど、いや先生よく言ってくれたよ…あの患者は本来なら先生に感謝すべきなのに。
最近の若い先生てね、医療を真摯に捉える良い先生多いよ。逼迫する医療費とか、保険だから、タダだからで気軽に何でもないのに通う患者にガツンと言う人も居るし。
相変わらず日本医師会はウン○コだけど、あ、伏さってねーや(笑)
世代交代は間近なのかなと少し希望を持ってみる腹黒であった。
あとは不法滞在で捕まった中国人の外傷処置で警官5人くらい詰めてる中でナートだったり、管外の警察署からAI遺体の死因を診断する依頼だったり、忙しい夜だったわ。
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