高齢者福祉の限界ではないのか…
有料老人ホームからサチュレーション低下で救急搬送されてきた高齢女性が居たんだけど…
食後から顔色不良でサチュレーション低下って情報で、明らかに誤嚥。
四肢拘縮で食事介助されないと食べれない状態なので、介助者が嚥下を確認せずに次々に口に詰めたんだろうね。
酸素10リットル投与で80%しか酸素取れず、サクションしたらこれでもか!って程の食物残渣が引けた。こりゃ言葉悪いけどサ○人行為だよ…と思った。
けどね、同時に今の介護現場の事を考えると、一人の介護士がタスクをオーバーロードされちゃってるんだよね。一人ひとり声かけながら嚥下を確かめながら食事介助する余裕なんか無いのは分かる。
余裕が無いから良いってことにはならないけど…
サクションして酸素化改善して病棟に送ったけど、数時間後にステってしまった。
あまり、海外では〜って話をしたくないんだけど、
欧米だと自分で食べられなくなったら無理に介助してまで食べさせずに終焉を静かに見守る事が本人の尊厳を守ることとなってるわけで、個人的には日本の介護業界の人手不足を考えると、そろそろ日本も認識を改める必要があるんじゃないのかなと思う。
自分なら延命や無理な食事介助は止めて欲しい。
空腹を感じて自分で食べたい物を口に運ぶことが出来なくなったら、旅立つ準備が出来たってことで。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。