腹黒ナースの毒ガス室

看護師が猛毒を吐き散らし、毒ガス抜きをする空間です。

ドクターヘリから収容依頼…医療ドラマっぽい

ドクヘリから収容依頼って、新年早々すげー医療ドラマっぽいと一年生大はしゃぎ…


オバサン達は顔色青い…

3次受けるんかい…💧


バイク単独事故、頭蓋骨骨折で骨膜10✕10㌢露出、

当然外傷性SAHで、首から下は奇跡的に大きな骨折無かったけど。


なんで受けたかと言うと、20代の若さで将来があるのに、大学病院の医療センターがドクヘリからの情報を過小評価して、収容を断ったから。


取れよ💢


それで行き場が無くなって、頻繁に2,5次を収容してるウチに収容依頼してきたわけだ。


救急隊から要請があって、救急科の医師と私でドクヘリと救急車のランデブーポイントまで行った。

そこで患者と申し送りを受けたんだけど…

ドクヘリのフライトドクターとフライトナースが、いわゆる医療ドラマに出てきそうな、若くてイケメンと、若くて可愛くて少し気の強そうな看護師だったことに対し、うちからは…生保の常連患者の名前を言い終わる前に「やだ」と一言で断る情熱なんざとうの昔に消えた救急医と、人生そのものに疲れた50のオバちゃんナース。見るからにヤル気はなさそう。


そこから救急車に同乗してバイタル見ながらフィジカルアセスメントしながら病院に戻ってきた。

移乗移送は頭部の動揺を最小にしないといけないから、一年生は見学。

膝腰肩にガタの出始めたオバちゃん達が、残りの力を振り絞り移乗移送する。その姿は傍からみたら、エジプトの可哀相な奴隷のようだったに違いない。


CT撮ってる間、外で待ってたら放射線科のムカつくデブがゴルフのスウィングをエアでやってたから、隣で腰を落とし卓球の素振りをしてやった。

因みに卓球をしたことは一度もない。


診断がついて最初お断りした大学病院に転送になったけど、うちから救急車で医師と私同乗で言って、

最初に断ったことを遠回しに嫌味言いながら申し送りしてきた。